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No 123
Date 2008・05・12・Mon
善意のラーメン600杯、障害者に6年間無料提供 光市三井のラーメン店「十五萬石」で、障害者に「1杯のラーメン」をふるまう善意の活動が600杯を超えた。店主の藤本英雄さん(42)が6年前から招いて実施しているもので、「喜んでくれる人がいる限り、これからも続けていきたい」と、1000杯超えを目標にしている。(網本健二郎)
「1杯のラーメン」の活動は、藤本さんが2002年に市内のスーパーで買い出し中、店の近くの施設に通う障害者から「お店でアツアツのラーメンを食べてみたい」と声を掛けられたのがきっかけで始まった。 藤本さんは、この障害者から「外食でラーメンを食べたことがない」と言われ、数日後、施設の障害者たちを招いて自慢のとんこつラーメンとチャーハンのセットをごちそう。スープを飲みほした器がテーブルに並ぶ様子を見て、うれしさと充実感で胸がいっぱいになったという。 以降、周南市や田布施町の施設など10施設超の障害者約600人(延べ)に無料で提供し続けてきた。店内の壁には、ラーメンを食べた障害者から寄せられた感謝の手紙がぎっしりはられ、藤本さんは「落ち込んだり、仕事で疲れていたりした時に手紙を読み返すと元気になる。自分のパワーの源です」と喜ぶ。 藤本さんは、この交流をきっかけに、5年前から障害者支援団体「ふるさと心の会」を設立。弁当の盛り付けなどの現場実習に店を提供するなど、障害者の自立支援にも乗り出した。 藤本さんは、活動の節目を迎え「1杯から始めた活動が、徐々に広がり始めている。障害を持つ人が暮らしやすい社会になるよう、これからも努力していきたい」と話している。(5月9日読売新聞) |

