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No 127
Date 2008・05・16・Fri
遺産で障害者就労支援 遠賀町の安永さん 通所型施設を開設 障害者の就労支援を行う通所型の多機能施設「ワークセンターおんが」が今月、遠賀町島津に開設した。同センター開設を目指して昨夏設立された社会福祉法人「政憲会」が運営。理事長の安永憲二郎さん(37)=同町遠賀川=が祖父の遺産を生かして、地域の福祉充実に取り組む。
同センターのスタッフは職業指導員など、安永理事長含め計8人。通所者の定員は20人で、2006年施行の障害者自立支援法を受けて、知的・身体・精神の障害者を区別なく受け入れる。 支援内容は、実際に企業へ出向いて仕事を行う「就労移行支援」、同施設などで就労前の訓練作業などを行う「就労継続支援B型」の各サービス。同町内のリサイクル会社や農家などの協力で、地域密着型の支援態勢を整えた。 安永さんは介護福祉士として高齢者介護のグループホームに勤めていたが、4年前に亡くなった祖父・政太郎さんの遺志を継ぎ「人のため、地域のためになることを」と施設開設を決意。 仕事の傍ら、同様の施設でボランティアをして勉強を重ね、昨年8月に「政憲会」を設立した。開設費は施設建設費を中心に約7000万円。遺産のほとんどを同建設費や今後の運営費に充てた。 安永さんは「障害者にできる仕事は多い。地域と連携して多様な就労先を確保し、障害者が自立して生活できるように支援したい」と話している。現在5人の通所希望者について、自立支援給付金の窓口となる自治体などと支援計画を調整中だ。(5月15日西日本新聞) |

