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No 135
Date 2008・05・24・Sat
障害ある娘との日々を詩集に 脳性まひの娘(30)との日々の中で生きることについて感じたことをつづった詩集を、京都市伏見区の主婦莎原茜さん(58)が自費出版した。未掲載作も含めた初の作品展が下京区寺町通四条下ルのカフェ「ジョイント・ほっと」で開かれており、莎原さんは「障害のあるなしにかかわらず、誰もが抱える悲しみや苦しみを乗り越えるための共感が広がってほしい」と話す。
娘聡子さんは生後7カ月で脳性まひになった。10代から趣味で詩を作り続けていた莎原さんは聡子さんとの日常で感じることをつづるようになった。 数年前、知り合いを通して莎原さんの詩に接した画家が、その詩を題材に絵を描いた。2002年にその絵が詩とともに右京区のギャラリーで展示され、反響が大きかったため今回、詩集を出版することにした。 詩集の題は「茫々(ぼうぼう)の風に吹かれて」。初めての1人旅で訪れたタクラマカン砂漠で壁のように迫ってくる風が人生の苦難と重なった記憶から付けた。 作品展では、詩集の掲載作品など7点を手書きし、手作りの額に入れて壁に掲げた。 日常生活ではすべてに介助が必要な聡子さんとのふれあいを描いた詩が中心。「湯の中で」という詩では「湯ぶねの中で聡子は/手足を解き放って眠ってしまった/原初の海。それとも/胎内の記憶をたどっているのだろうか/湯ぶねの中で私は/しなやかな聡子の体を抱いて/遠い日 夢の中で出会った/みほとけの顔を思い出す(抜粋)」と表現している。 (5月23日京都新聞) 機会があったら読んでみてくださいね! |

