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No 179
Date 2008・07・07・Mon
障害者に優しい医療実現へ 鳥大医学部が手話教育 鳥取大学医学部(鳥取県米子市西町、井上貴央学部長)は今春から、医学科のカリキュラムに「手話教育」を取り入れている。聴覚障害者の生活の困難さや、障害の程度によってコミュニケーション方法が異なることを理解させるのが目的。手話を必修科目として導入したのは、全国の大学でも珍しいという。
医学科が今春から米子キャンパスで六年間の一貫教育になったことをきっかけに、教養教育の充実を図ろうと導入。四月に入学した一年生七十五人が前期十四回の日程で学んでいる。 講師はNPO法人「コミュニケーション支援センターふくろう」の石橋大吾事務局長が務め、通訳と補助員二人を合わせ四人体制で指導している。 四日の授業では、時の表し方を学びながら、自分の生活を紹介。「七月の三連休には何をしますか」という質問に対し、学生たちは覚えたての単語で「ボート」「水泳」などと回答した。同学科一年、森雄二郎さん(18)は「耳が聞こえない患者さんが診療に来られるとは想像していなかった。手話はイメージのままの表現があったりして面白い」と話していた。 石橋事務局長は「障害があると、お互いにコミュニケーションに支障が生じることを理解し、配慮を心掛けてほしい」と呼び掛けている。 来年度はより専門的な「医療手話」を選択科目とする予定で、井上学部長は「障害者に優しい医療を実現するための第一歩にしたい」と話している。(7月5日 新日本海新聞社) |

